時間の同期の設定

 

ここでは、「時間の同期」で説明した設定とは別に、時間の同期について追加のオプションを設定することができます。

時間の同期の設定
図 7.6.1:時間の同期の設定

Easy Time の起動時に常に選択したサーバと同期するかどうかを指定できます。時間の同期は、[時刻の同期] ウィンドウで実行されます。時間の誤差が大きくなった場合のために、誤差が指定の限界値を超えると警告を表示するオプションも用意されています。[時間の同期] ボタンをクリックすると、[時刻の同期] ウィンドウが表示されます。この [時刻の同期] ウィンドウで、目的のタイム サーバを選択できます。

ネットワーク ラグが原因で正確に時間を同期できないことがあります。それは、NTP プロトコルを使用していても同じです。これを防止するため、選択したサーバへの問い合わせ (クエリー) 回数を指定することができます。適度に高い値を指定しておくと、ネットワーク ラグの影響を極力減らすことができますが、サーバのアクセス ポリシーに違反してしまうことも多々あるので注意してください。

他のイベントのように、時間の同期のスケジュールを設定することもできます。アプリケーションの中には、ネットワーク接続が (ダイアルアップ モデムなどを利用して) 確立した時点で時間を同期するものもあります。実際、これらのアプリケーションは、システムの接続を定期的にチェックし、接続が確立されると同期を実行しているだけです。Easy Time でも、たとえば 5 分間隔で時間の同期を実行するようにスケジュールを設定すれば、これらのアプリケーションと同じような動作を実現することができます。

Easy Time 4.21 リファレンス ガイド, HTML バージョン 4.21
最終更新日:2005 年 4 月 26 日 14:30:00
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