バッチ処理（プラグイン版）

AKVIS Enhancer プラグイン版 をご利用の場合でもバッチ処理が可能となり、一覧の画像を同時(自動的)に処理することができます。プラグイン版内で利用可能なモードは、すべてバッチ処理に対応しています。ここでは、[詳細を鮮明に]モードを使用しました。

バッチ処理は、同じカメラ設定、同じ状況で撮影された複数の写真を修正する必要がある場合にとても役立ちます。このメソッドは、AKVIS Enhancerの同じ設定を、一連の画像を含むフォルダーに適用することができます。これにより、それぞれの画像を1つずつ修正する必要はなくなります。

バッチ処理を利用したことのない方でも、使い方を理解するのは難しくはありません。まず、アクションを作成し、Adobe Photoshopで画像フォルダーに適用します。

• ステップ 1:まず、2つのフォルダーを作成します。ここでは、"source-files" と "result-files"とします。元の画像は、[source-files] フォルダーに保存します。編集された画像は [result-files]フォルダーに保存されます。
• ステップ 2:オリジナルの画像から1枚を Adobe Photoshopで開きます。この画像を使って、AKVIS Enhancer の設定を調整し、アクションを作成します。
  
• ステップ 3:[アクション] パレットを開き、 [新規セットの作成] ボタンをクリックします。ダイアログボックスでアクションセット名を入力します。例えば「AKVIS アクション」とします。

  既にAKVIS アクション用のセットが用意されている場合は、それを選択します。

  
• ステップ 4: [新規アクションを作成] を選択し、 名前をつけます(ここでは、Enhancer)。
  

  [記録] ボタンをクリックすると、すぐにアクションの記録が開始されます。

  
• ステップ 5: AKVIS Enhancer プラグインを呼び出し、オプション パラメーターの設定を行います。
  
• ステップ 6: をクリックします。プラグイン ウィンドウが閉じ、効果が画像に適用されます。[アクション] パレットの新しいアクションの下に新しくAKVIS Enhancer が追加されていることに気がつきます。
  
• ステップ 7:アクションの記録はまだ続いています。忘れずに、画像を保存してください。[ファイル] メニューの [別名で保存] を使用して、保存先フォルダーに画像を保存します。
• ステップ 8:[アクション]パレット下部の[停止]ボタンをクリックしてアクションの記録を停止します。
  
• ステップ 9:保存したばかりのファイルを削除します。
• ステップ 10:アクションが作成されましたので、いつでも画像のバッチ処理を行うことができる状態です。

  エディターの [ファイル] メニューから [自動] > [バッチ]コマンドを選択します。

• ステップ 11:[バッチ] ダイアログで、すべてのデータとパラメーターを設定します。
  • [セット]ドロップダウン リストの「AKVIS Actions」、[アクション]リストの「Enhancer」を選択します。
  • [ソース] オプションで、フォルダーの設定を行います。[選択]ボタンをクリックして、[source-files]を選択します。
  • [ファイルを開く]コマンドをアクションに記録していないので、 [開くコマンドを省略] チェックボックスは、無効のままにしておきます。
  • 保存先のフォルダーを指定し、[選択]ボタンをクリックして[result-files]を選択します。
  • [名前を付けて保存コマンドを省略] オプションをオンにします。
  • [ファイル名] セクションでは、処理画像のファイル名を作成する際の構造を指定します。ファイル名を変更しない場合は、最初のコンボボックスで ドキュメント名、次のコンボボックスで拡張子を選択します。
  
• ステップ 12:すべての設定が完了しましたので、後は[OK]をクリックするだけです。

  Adobe Photoshop は、[source-files]フォルダー内のすべての画像を次々に処理し、処理画像を[result-files]フォルダーに保存します。Photoshop が忙しく処理を実行してくれている間に、時間を活用して他の事ができます。