Resco FTP アドイン ヘルプ
目次
FTP エクスプローラ
FTP セッションの新規作成
操作方法
検索
オプション
FTP エクスプローラ
FTP エクスプローラにより、FTP サーバのコンテンツを Resco Explorer のウィンドウで直接表示することができます。[マイ デバイス] の直下にルートが設定され、ローカル ファイルと同じように、ファイルのコピー/移動/削除/名前の変更が行えます。
インストールが完了すると、Resco FTP アドインは自動的に登録され、以下の 3 箇所に出現します。
- アドインのオン/オフを切り替えるための [My FTP Locations] チェックボックスがアドイン オプションに追加されます。
- オプションに [FTP] が追加されます。
- [マイ FTP] がツリーに表示されます。
FTP ルートの選択後は、Resco Explorer と同じような操作を実行することができます。
ツリーに FTP ルートが表示されていない場合は、[オプション] -> [アドイン] を選択して [マイ FTP 位置] チェックボックスをオンにしてください。
関連項目
操作方法
検索
オプション
FTP セッションの新規作成
FTP サーバとの接続状態を示す FTP セッションには、接続と切断の 2 つの状態があります。切断状態のセッションには、赤い十字アイコンが表示されるので、これら 2 つの状態は簡単に識別できます。
以下の手順に従ってセッションを作成することができます。
- [メニュー] -> [表示] -> [フォルダ参照] を選択、または "2" (キーボード ショートカット) を押して、[マイ FTP 位置] ルートを選択します。
- [メニュー] -> [新規 FTP セッション] を選択します。
- セッション名を入力します。
- ホスト (FTP サーバ) を指定します。テキスト形式 (例: ftp.mpeg.org) でも IP アドレス (例: 192.168.0.1) でも指定することができます。ただし、ポート番号は [ポート] フィールドに入力するので、ここでは入力しないようにしてください。
- ログイン (ユーザ名) とパスワードを入力します。[匿名] チェックボックスをオンにしている場合は、このフィールドをスキップすることができます。たいていの公開 FTP サーバでは匿名ログインが許可されており、「匿名」 がユーザ名、「anonymous@anonymous.com」がパスワードとして使用されています。パスワード フィールドは Microsoft Enhanced Cryptographic Provider を使用して暗号化され、レジストリに格納されています。
- [ローカル] フィールドでは、ローカル フォルダを特定します。保存先を指定せずにダウンロードしたファイルのデフォルトの保存先として使用されます。
- [リモート] フィールドでは、このセッションのルートとして使用されるリモート フォルダを決定します。このセッションでは、ここで指定したリモート フォルダ以外のフォルダへはアクセスできないので注意してください。サーバの全コンテンツをアクセスの対象とする場合は、ルート フォルダ ("/" を使用して) を指定する必要があります。
- [Passive モード] チェックボックスでは、接続モードを決定します。リモート サーバへ接続不可な場合は、このチェックボックスをオンにしてください。Passive mode は、特に、ネットワーク インタフェースの多い Pocket PC や ActiveSync 経由の接続 (クレードル経由) において、より信頼できるので、Passive mode の使用を推奨します。ただし、Web ブラウザでは広く使用されていますが、このモードをサポートしていない FTP サーバも存在しています。このチェックボックスをオフにすると、標準ではない FTP サーバへの接続に失敗したり、中断する可能性があります。
- [完了] メニューを押すと、マイ FTPルートの下に新規セッションが作成されます。
関連項目
アドイン オプション
FTP オプション
操作方法
ファイルのダウンロード
- [メニュー] -> [表示] -> [フォルダ参照] を選択、または "2" (キーボード ショートカット) を押して、[マイ FTP] ルート下の 目的の FTP セッションを選択します。
- [アクション] -> [接続] を選択します。
- リモート フォルダを表示します。
- ソース ファイル、またはソース フォルダを選択します。
- ポップアップ メニューから [アクション] -> [ダウンロード] または [アクション] -> 「ダウンロード先] を選択します (または、[コピー] / [切り取り] を選択し、保存先のローカル フォルダを選択して、[貼り付け] をクリックします)。
- [ダウンロード先] アクションは、保存先フォルダのリストや転送に関するオプションを含むウィンドウを表示します (FTP オプション参照)。
- [ダウンロード] アクションは、[セッションの詳細] で指定したローカル フォルダにファイルをダウンロードします。
- [送信] を使用してもファイルをダウンロードすることができます。この場合、リモート ファイルを選択し、[メニュー] -> [送信] をクリックして、ダウンロード先を選択してください。
ファイルのアップロード
- ローカル ソース フォルダを表示して、ファイル、またはフォルダを選択します。
- ポップアップ メニューから [アクション] -> [編集] -> [コピー]/[切り取り] を選択します。
- 目的の FTP セッションをタップ & ホールドして、ポップアップ メニューから [接続] を選択します。
- アップロード先のリモート フォルダを表示して、[アクション] -> [編集] -> [貼り付け] を選択します。
ファイル表示
- リモート ファイルを選択します。
- [アクション] -> [表示] を選択します。
- ファイルは自動的に一時フォルダにダウンロードされ、内蔵ビューア で表示されます。
- ビューアを終了すると、一時ファイルは削除されます。
名前の変更
- リモート ファイル、またはフォルダを選択します。
- [アクション] -> [名前の変更] を選択します。
- 新しい名前を入力したら [完了] を押します。
削除
- リモート ファイル、またはフォルダを選択します。
- [アクション] -> [削除] を選択します。
- 指示に従い、削除するファイルを確認します。
関連項目
FTP オプション
検索
- [メニュー] -> [検索] を選択します。
- 検索を開始するファイル名、およびフォルダ名を入力します (* や ? のワイルドカードが使用できます)。
- 実際に検索するフォルダを入力します (デフォルトでは現在表示しているフォルダが選択されています)。
- [検索] を押します。
- 検索結果から目的のファイルを選択して、決定ボタンを押します。
- [メニュー] -> [リストビューへ] を選択すると、検索したファイルがリスト ビューに追加され、ファイル操作できるようになります。
関連項目
FTP エクスプローラ
操作方法
FTP オプション
オプション
Resco FTP アドインにより、Resco Explorer のオプションに [FTP] タブが追加されます。さらに、アドインのオン/オフを切り替えるオプションを自動的に追加します。
アドイン オプション
FTP オプション
アドイン オプション
FTP ルートをツリーに表示するには、[マイ FTP 位置] チェックボックスをオンにします。FTP を外すとメモリや読み込み時間を抑えることができるので、頻繁に使用しないのであれば、チェックボックスをオフにすることを推奨します。
関連項目
オプション
FTP オプション
デフォルト アクションこのオプションは、目的ファイルが既に存在する場合のアクションを確定します。[コピー]/[貼り付け]、および [ダウンロード] に適用されます。
デフォルトでは、[アクションを要求する] に設定されています。衝突が発生する度にユーザにアクションを求めることで、その衝突を解消します。
[既存を上書きする] オプションは、警告や要求をせずに自動的に上書きします。
[可能なら回復する] オプションは、目的フォルダにダウンロードが完了していないファイルを見つけた場合、ファイルを回復します。
[既存をスキップする] オプションは、目的フォルダにファイルを見つけた場合、自動的にスキップします。
ダウンロード未完了のファイル
ダウンロードがユーザにより中断された場合や、接続の切断により中断された場合に、そのダウンロードが完了していないファイルを削除するか否かをこのオプションで確定します。
デフォルトでは、[再接続してファイルを回復する] に設定されています。この場合、接続中断を自動的に検知して、サーバに再接続し、ダウンロードを再開します。
転送タイプ
FTP プロトコル関連のオプションです。ファイルの種類によっては、アスキー モードで転送する必要があります。デフォルトでは、[自動] に設定されています。自動的にファイルの種類を検出して、適切な転送モードを使用します。
関連項目
オプション