AKVIS Magnifier AI では、品質を落とすことなく、サイズを変更できます。このソフトウェアにより、超高解像度のイメージに拡大することができます。ポスター サイズのイメージを作成、印刷のために解像度を上げる、イメージの縮小、いずれを行う場合も、AKVIS Magnifier AI はよりシャープで鮮明な印象をイメージに持たせます。
800% 拡大したイメージと元のイメージを比較してみしてください。
AKVIS Magnifier AI は、独立したスタンドアロン プログラムとして、また Adobe Photoshop と Photoshop Elements のプラグインとしても機能します。
イメージを拡大縮小するには、次の手順で行います。
- スタンドアロン版で作業する場合 (JPEG、RAW、PNG、BMP、TIFFのいずれかのファイル形式):
空のワークスペースをダブルクリックするか、コントロール パネルの をクリックすると、[イメージを開く]ダイアログボックスが表示されます。ワークスペースにイメージをドラッグすることもできます。
プラグイン版で作業する場合:
お使いのフォトエディターでイメージを開くには、[ファイル] > [開く]コマンドを実行するか、ホットキーである Ctrl+Oキー、Mac OS の場合 ⌘+Oキーを押しながらクリックします。
注意: フィルターメニューで利用可能な他の AKVIS プラグインとは異なり、Photoshopの自動処理機能から AKVIS Magnifier AI プラグインを呼び出すことができます。
レイヤーが適用されたことを確認してください。そうでない場合は、プラグインが呼び出されず、プラグインを起動することはできません。
Adobe Photoshop の場合、[ファイル] > [自動処理] > [AKVIS Magnifier AI]を選択します。
Adobe Photoshop Elements の場合、[ファイル] > [Automation ツール] > [AKVIS Magnifier AI]を選択します。
このツールは、元のイメージに適用されます!まずツールを使用して、イメージのサイズを変更します。
切り取りは、フレームの枠や角をドラッグして行うことができます。ツールをコントロールするには、設定パネルにあるボタンを使用します。結果を適用して、フレーム外の部分を切り取るには、[OK]をクリックするか、Enterキーを押します。操作をキャンセルして終了するには、[キャンセル]をクリックするか、Escキーを使用します。ツールを有効にしたまま、元の状態に元すには、[リセット]ボタンを押します。
[解像度]を調整します。イメージを印刷しないのであれば、画像解像度は 72 dpi を使用することをお勧めします。
[新しいサイズ]の値によっては、別のパラメーター、[縮小]と[拡大]が有効になります。
縮小:
鮮明度 (設定可能範囲は 0-100): 隣り合うピクセルの色コントラストを強めることでイメージの鮮明度を上げます。パラメーターの値が大きいほど、イメージが鮮明になります。
ノイズの除去 (設定可能範囲は 0-25): 滑らかさの度合いを増すことで、ノイズや不具合を除去するパラメーターです。値が高いほど、結果はより滑らかになります。
拡大:
イメージの拡大を行うため、AI (人工知能) と機械学習の革新的な技術を使用します。AI (人工知能) に基づいたアルゴリズムは、完璧な品質でイメージを生成する方法を選択してくれます。AI メソッドにより、最大 800% までの拡大が可能です。
補助パラメーターを調整することもできます。
スムージング (設定可能範囲は 0-25): イメージのムラを準備段階で滑らかにします。高い値では、ぼかしが生じます。
パラメーターの変化の結果を見るには、[自動実行]モードを有効にすることをお勧めします (環境設定をご覧ください)。イメージは、100%スケールに設定されています。自動実行モードでは、設定の変更やイメージに関する操作で自動的に画像処理が始まります。
処理を中断する場合は、進捗バーの右側の[キャンセル]ボタンをクリックします。
注意: 画像サイズの拡大は、リソースを集中的に使用するプロセスであり、実質的な RAM 容量とディスクC もしくはスワップファイルの 2-3GB の空き容量が必要です。400%で 5-10 メガピクセルの画像を拡大するとき、画像の面積は16倍、200-300 MB に増加します。この場合の処理は、約1.5 GB の RAM を消費します。
調節したプリセットの設定は、デフォルト設定として使用されます。各種パラメーターの値を変更した場合、[リセット]ボタンをクリックすることで、プリセットの初期設定に戻すことができます。プリセットを指定してイメージを処理するには、ドロップダウン メニューから選択し、 をクリックします。プリセットを削除するには、一覧から目的のプリセットを選択し、[削除]をクリックします。
スタンドアロン版では、 印刷を行うこともでき、その場合は、 をクリックします。
スタンドアロン版で作業する場合:
をクリックすると、[名前をつけて保存]ダイアログボックスが開きます。ファイル名を入力し、ファイルの種類 (TIFF、BMP、JPEG、PNG) を選択し、保存先フォルダーを選択します。
プラグイン版で作業する場合:
をクリックして結果を適用し、プラグイン ウィンドウを終了します。AKVIS Magnifier AI プラグインが終了し、サイズ変更後の画像がフォトエディターのワークスペースに表示されます。
[ファイル] > [名前を付けて保存]コマンドを使用して[名前を付けて保存]ダイアログボックスを開き、ファイル名の入力、ファイルの種類の選択、保存先フォルダーの指定を行います。
以下のスクリーンショットでパラメーターで拡大した画像の処理結果を見ることができます。