説明

Backdoor.Palukka はバックドア型トロイの木馬で、ハッカがコンピュータへアクセスすることを可能にします。 ハッカが使用する IRC チャンネルによってコントロールされています。 この特別なバックドア型トロイの木馬はファイルシステムへのアクセスや感染コンピュータを DDoS 攻撃に利用することを含め、感染コンピュータの大幅なコントロールを可能にします。 Backdoor.Palukka が実行されると、自身をファイル名 %Windows%Sysbat.exe としてコピーします。
当該トロイの木馬は Sysbat.exe に関連した値を以下のレジストリキーに追加しファイルがスタートアップ時に実行されるようにします: HKEY_LOCAL_MACHINE\\Software\\Microsoft\\Windows\\CurrentVersion\\Run HKEY_LOCAL_MACHINE\\Software\\Microsoft\\Windows\\CurrentVersion\\RunOnce HKEY_LOCAL_MACHINE\\Software\\Microsoft\\Windows\\CurrentVersion\\RunServices HKEY_LOCAL_MACHINE\\Software\\Microsoft\\Windows\\CurrentVersion\\RunServicesOnce
このトロイの木馬が実行されるとハッカがコンピュータ上でファイルを実行するので、トロイの木馬が削除された後で何が操作されたかを特定するのは容易ではありません。

MD5チェックサム

最終変更日

2006/02/13 (Mon)