カラー ノイズの低減

高性能のカメラで撮影したからといって、ノイズがまったく生じないわけではありません。マトリクスに合わない照明を使用した場合、撮影した写真にカラー ノイズが生じてしまうことはよくあります。カラー (色彩) ノイズはカラー ドットがランダムに点在しているように見えるため、スナップ写真の色精度が台無しになります。

以下の写真は、カラー ノイズの例を示しています。

写真を拡大すると、カラー ノイズがより明らかになります。猫の毛の上にこれらのカラー ドットが確認できるでしょう。

フォト エディタで写真を開いて、AKVIS Noise Buster プラグインを呼び出します。

ここでは、自動フィルタを適用してみましょう。[自動フィルタ] ボタンをクリックしてください。フィルタ結果が [処理後] タブに表示されます。フィルタの精度を確認するには、処理後の写真のその他の領域に現在のプレビュー領域 (点線の枠) をドラッグして移動するか、プレビュー領域を描画し直します。

その結果、カラー ノイズは完全に低減されていることがわかるでしょう。今度は、輝度ノイズについて見ていきましょう。輝度ノイズを低減するかしないかの判断は自由です。[輝度ノイズ] パレットの [ノイズ レベル] を 9 から 11、[スムーズ レベル] を 1 から 2 にスライドさせて、輝度ノイズを少しだけ低減させることも可能です。

ボタンをクリックして、写真全体にフィルタ設定を適用します。

ボタンをクリックして、フィルタ結果を確定します。

以下は、カラー ノイズの低減前 (左) と低減後 (右) の比較です。