アイリスぼかしモード

アイリスぼかしモードは、被写体のピントを維持しつつ、背景をぼかすことにより、浅い被写界深度効果が適用されます。逆ティルト効果モードとは異なり、鮮明にする領域の形 (楕円、長方形) を指定できます。

プロのカメラマンであれば、この効果を得るために開口の大きさを調整したり、レンズを変えたりします。しかし、AKVIS Refocus AI を使えば、ぼかした背景がワンクリックで作成できます。

元のイメージアイリスぼかし
アイリスぼかしモード

効果を適用するには、以下の手順を実行します。

ステップ 1: プレビューオプションを調整します。

効果領域またはパラメーターを変更する度に自動的に処理が開始されます。

パラメーターを調整した場合、フルサイズ処理を実行して、各種設定が最適かどうかを確認することをお勧めします。[フルサイズ処理]オプションを選択するか、 をクリックして、イメージ全体の処理を実行します。

ステップ 2: ぼかし領域ツール を有効にし、[処理後]タブに表示される効果領域のマーカーを調整します。

ぼかし効果領域

効果領域を移動させる場合、ぼかしが適用されていない領域にカーソルを移動 (カーソルが、4方向の矢印 に変化) し、ドラッグします。

いずれかの領域のサイズを変更する場合、該当する領域の線にカーソルを移動 (カーソルが両方向の矢印 に変化) し、ドラッグします。

領域を回転、引き伸ばし、圧縮するには、線上のマーカーにカーソルを移動 (カーソルが丸みを帯びた両方向の矢印 に変化) し、ドラッグします。

効果領域の形を変更するには、四角のマーカーをドラッグします。

ぼかし効果領域の調整

ステップ 3: 利用が簡単な (選択するだけ) プリセットを使用するか、パラメーターを手動で調整します。

[ぼかし]パラメーターは、ぼかし効果の強度の調整に使用します。値が高いほど、ぼかしの度合いが強くなります。

ぼかし = 25
ぼかし = 25
ぼかし = 50
ぼかし = 50

ステップ 4: ぼかし領域内の光源 (光の点) は明るいグレアとなります。デフォルトの設定では、グレアの形が丸いディスクのようです。

形を変えるには、ぼけ味 (形) セクションのパラメーターを調整します。

[グロー]パラメーターを使用して、光源 (光の点) の 明るさを向上させ、彩度を上げることができます。

アイリスぼかし効果
アイリスぼかし効果

ステップ 5: をクリックすると、イメージ全体の処理が開始されます。

ステップ 6: お好みの設定をプリセットとして保存し、後で使用することができます。

注意: プリセットは、設定パネルのパラメーターの値を保存するのであって、効果領域を保存するわけではありません。