アイリスぼかしモードは、被写体のピントを維持しつつ、背景をぼかすことにより、浅い被写界深度効果が適用されます。逆ティルト効果モードとは異なり、鮮明にする領域の形 (楕円、長方形) を指定できます。
プロのカメラマンであれば、この効果を得るために開口の大きさを調整したり、レンズを変えたりします。しかし、AKVIS Refocus AI を使えば、ぼかした背景がワンクリックで作成できます。
注意: このモードは、Home Deluxe版と Business版でのみ利用できます。ライセンスの比較はこちらを参照してください。
効果を適用するには、以下の手順を実行します。
ステップ 1: プレビューオプションを調整します。
クイック プレビュー: このオプションは、元のイメージを小さくしたものに設定を適用し、プレビューを表示します。
フルサイズ処理: 指定したパラメーター設定の処理をイメージサイズを変えずにフルサイズで行います。
効果領域またはパラメーターを変更する度に自動的に処理が開始されます。
パラメーターを調整した場合、フルサイズ処理を実行して、各種設定が最適かどうかを確認することをお勧めします。[フルサイズ処理]オプションを選択するか、 をクリックして、イメージ全体の処理を実行します。
ステップ 2: ぼかし領域ツール を有効にし、[処理後]タブに表示される効果領域のマーカーを調整します。
実線: ぼかしを適用しない領域を指定します。
点線: 効果領域の回転、拡大、縮小に使用します。
四角のマーカー: 楕円形の形を変更できます。
内側の破線: ぼかし領域とぼかさない領域の遷移の滑らかさを調整します。
外側の破線: ぼかし領域で、最もぼかす領域を指定します。
効果領域を移動させる場合、ぼかしが適用されていない領域にカーソルを移動 (カーソルが、4方向の矢印 に変化) し、ドラッグします。
いずれかの領域のサイズを変更する場合、該当する領域の線にカーソルを移動 (カーソルが両方向の矢印 に変化) し、ドラッグします。
領域を回転、引き伸ばし、圧縮するには、線上のマーカーにカーソルを移動 (カーソルが丸みを帯びた両方向の矢印 に変化) し、ドラッグします。
効果領域の形を変更するには、四角のマーカーをドラッグします。
ヒント: ラインを隠すには、 ツールを無効にします。
ステップ 3: 利用が簡単な (選択するだけ) プリセットを使用するか、パラメーターを手動で調整します。
[ぼかし]パラメーターは、ぼかし効果の強度の調整に使用します。値が高いほど、ぼかしの度合いが強くなります。
ステップ 4: ぼかし領域内の光源 (光の点) は明るいグレアとなります。デフォルトの設定では、グレアの形が丸いディスクのようです。
形を変えるには、ぼけ味 (形) セクションのパラメーターを調整します。
[グロー]パラメーターを使用して、光源 (光の点) の 明るさを向上させ、彩度を上げることができます。
ステップ 5: をクリックすると、イメージ全体の処理が開始されます。
ステップ 6: お好みの設定をプリセットとして保存し、後で使用することができます。
注意: プリセットは、設定パネルのパラメーターの値を保存するのであって、効果領域を保存するわけではありません。