今も昔も地球が丸ごと遊び場だったら、もっとたくさんの楽しさが見えてくるはず。
毎日通っているオフィス街、校庭の桜の木、近所の公園、毎日素通りしている場所、ワクワクに変わるかも。
自然と夢中になっていたあの頃と、何が違っているの?ワクワクしなくなった自分?
もしかして、GPSが簡単に使える時代になったことかも。
地球上の至るところに隠された宝物(「キャッシュ」と呼びます)を、GPSを使って探し出し、発見したことをサイトへ報告します。 土に埋めた宝物のように忘れ去られる前に、一番に発見してみませんか? 難易度が高いキャッシュに挑戦してみるのもいいかも。 |
参加方法はとっても簡単です。Geocaching.comへアクセスし、キャッシュの隠し場所を検索。キャッシュの位置を示す、緯度・経度、ヒントが公開されているので、それを記録して、キャッシュを探しに出発!
キャッシュを検索すると、難易度や地形が星の数で表されているので(星1つ=易しい、星5つ=難しい)、まずは、星1つから始めましょう。GPSユニットを使えば、位置を特定することは簡単です。しかし、キャッシュの近くまでは辿り着いたが、目の前には山があるかもしれないし、川が流れているかもしれません。星の数が多いほど、知力以外に体力も必要になり、宝探し度がUPします。いつか星5つに挑戦したいですね。
GPSユニットに座標を入力したら、それを頼りにキャッシュ探しに出かけます。キャッシュの隠されているエリアまでは、電車やバス、車で向かい、あとは自分の足で探索です!
「・・・?発見!」
やったー、ドキドキ、わくわく・・・開けてみると、なにやら宝物が入っている。この瞬間は、本物のトレジャーハンターの気分!宝物をいただき、ログブックに発見日時やコメントを書き、いただく宝物の代わりに自分の宝物を入れ、キャッシュを元の状態に戻す。
このように実際に宝物が隠されているキャッシュは、「トラディショナル キャッシュ」と呼ばれています。その他にも、公開されているロケーションには第2のロケーションへのヒントが隠されていて、そこには第3のロケーションへのヒントが隠されている、そして最終的なロケーションに実際の容器が隠されているといった「マルチ キャッシュ」など種類もいろいろ。2001年には、『猿の惑星』を応援するため、20世紀フォックスと共同で「Project APE Cache」が設置されたことも。実は日本にも1つだけ隠されていた!?
Project A.P.E. Cacheとは
2001年に、映画『猿の惑星』の宣伝として、20世紀フォックスがGeocaching.comと共同で設置したキャッシュ。キャッシュはそれぞれ、架空のストーリーである、科学者たちが解明した「もう1つの霊長類の進化(Alternative Primate Evolution)」を示すものだったらしい。Project APE Cacheは、専用印が付いた爆薬箱でできていて、中には映画で実際に使われた小道具が隠されていた・・・って(欲しい〜っ)!!
まず第1のヒントとして、「名前がI、T、Kのいずれかから始まる州に隠されている。」と公表され、図に表示されている8つの州に絞ることができた。 |
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その1週間後に第2のヒントとして、「広大な水に隣接する州に隠されている。」と公表され、図に表示されている3つの州に絞ることができた。 |
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そして最後にGeocaching.comにページが開設され、座標が公開された。その結果、キャッシュの在処はイリノイ州と判明。 |
う〜ん、納得。こんな方法なら本気モードに火がついて、なにがなんでも一番に発見したくなりますね。ジオキャッシャー以外にも、『猿の惑星』マニア、映画グッズやレア物コレクターにも、「お宝」であること間違いナシ!
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作成 : M.Ichimura 2008.07.28
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