VCSはボイスチェンジを手軽に楽しんでもらえるようニックボイス（変換のプリセット）を用意していますが、人それぞれ声の高さや質は大きく異なり、予め用意されたでニックボイスは満足のいくボイスチェンジが得られないこともありますので、ここでは期待通りのボイスチェンジを得るための「入力音声」と「設定」のコツを紹介致します。


<strong>「入力音声」について</strong>
まず、極力高音（女性→男性声の場合は低音）で話すよう心掛けてください。
ピッチコントロールにより、低声を高音化することももちろん可能ですが、ピッチに頼りすぎるといかにもボイスチェンジした音声になってしまい、他設定による補正のハードルが高くなります。そしてもうひとつ、男性と女性では声の質が違うことを認識してください。変換したい声にもよりますが、柔らかな口調で話すことで補正しやすい音声になります。


<strong>「設定」について</strong>
Advanced設定の理解が、完成度に大きく影響します。
まずはボイスモーファはoffにし各設定の音色変化を把握し、後に自分の入力音声と利用するボイスモーファに最適な各Advanced設定を見出すようにしてみてください。


<strong>ボイスチェンジに多用するアドバンス項目</strong>

[イコライザ]
イコライザーです。
女声にしたいから低音域を下げればいいというものでもなく、逆に低音を拡張させることで、違和感の少ない女声になったりもします。

[フォルマントモーファ]
フォルマント周波数を変更し声の音色や特性を変更できます。
なお、この設定は入力音声（しゃべり方や発声の仕方）に大きく依存してきます。

[ボイス イコライザ]
人の声近辺の周波数に特化したイコライザーです。変更することで声の深さや尖り的なものが変化します。

[サウンド品質]
リミッター系の機能です。主に周りのノイズを抑えたり、変換された音声に対しての微調整などに用います。


さらに詳しくは、こちらを参照ください。
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